あずなの独白

〜 Sans souci 〜


あずなの近況です。見た舞台やテレビの話題、スピリチュアルなどいろいろ。

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9月24日

ミュージカル「COLOR」、観る度に「今日が一番最高だった」と思える舞台は本当に幸せです。(写真は、開演前撮影が許可されていたので舞台と舞台装置です)
18歳で記憶喪失になった草木染作家の坪倉優介さんの実話をもとに舞台化しています。
成河さんののびやかな歌声、お母さん(濱田めぐみさん)との激しいぶつかり合いと慟哭。お母さんとのハーモニーを聞いて、草太が壁を抜けたこと、お母さんと心が一つになったのを感じました。

当たり前のことが当たり前じゃなくて、日々感謝して生きる、そんな自分の内面を見つめる、コロナ禍だからこそのとても尊いミュージカルでした。
成河さんのファンであることを誇りに思います。
ステキな舞台をありがとうございます!


9月15日

隣町の商店街の街灯が、お洒落です。


9月6日

昨日ミュージカル「COLOR」ソワレ観劇。モデルとなった坪倉優介さんとホリプロの堀会長さんの後ろの席で緊張しました。
原作を読んで挑みましたが、成河さんの圧倒的な表現力と存在感。夜中に外に出ていこうとする草太を全力で止めようとするお母さん。お母さんの目から涙が流れるのを見て、お母さんの歪んだ辛そうな顔を見て「お母さんの目から水が?ぼくのせいなんだね。胸が苦しいよ。息ができないよ」と泣きじゃくる成河さんを見て、私は殴られるくらい衝撃でした。
予想の倍以上の球を打ち返してくる成河さん。ポップスな音楽はトイレの神様の植村花菜さん。心に届く音楽が好き。
草木染作家としての道を歩み始める草太。忘れた過去は思い出せなくても、その日一日を大切に生きる、過ごした時間が色になる。
自分だけの色を探して、色で人と人の心をつなげるって前向きです。
明日はもっとステキな色に出会えるかもしれない。色を探す草太の毎日。
今日ソワレも見ます。


8月20日

舞台「COLOR」のもとになったノンフィクション「記憶喪失になったぼくが見た世界」の帯付きの本をゲットしました。
18才の時に記憶喪失になった草木染作家・坪倉優介さんの体験がつづられています。
お母さんのこともご飯を食べることの意味も分からなくなった、坪倉さんを成河さんと浦井健治君が交互に演じます。
舞台を観る前に原作を読みます。


8月5日

「私の下町-母の写真」を見ました。
春風ひとみさんの宿屋の主人が素晴らしく良い。情が深く芯があって何よりチャーミング。
福田善之さんの脚本、人物が浮き彫りで、戦争の真実、日本橋の空気が感じられ、人は愚かだけど一生懸命で、暖かい涙が出てきました。


7月14日

お盆にちなんだ話。
4人家族の時は毎年迎え火を焚いていましたが、義母、祖母と続けて亡くなり、父と2人迎え火を焚くのをやめていました。
ある時2階で寝ていて、夢の中で1階から祖母の話し声が。

「迎え火は見えにくいものだね」

焚いていないのを注意されたと思いました。
それからは毎年焚いていますよ。


7月10日

「導かれるように間違う」をさいたま芸術劇場で観ました。
不条理劇で最初観たときよくわからなかったのですが、男(成河さん)が退院を告げられ、どうやらそこは精神病院らしい。男は記憶がない。
出口に行こうとするが、いろいろな患者が現れなかなか出口にたどり着けない。話が進むと、どうやらそこは思想犯の記憶を抹消する施設らしい。
カルトに支配された体制に抵抗して、テロ行為を行ったため彼はそこに送り込まれたようだ。クマのぬいぐるみ型の爆弾、嘘しか言えない女性。
外に出るとゴミだらけで強風が吹くわけのわからない世界が待っていた。彼は多分またテロ行為を行ってここに戻ってくるの繰り返しなのだろう。
近藤良平さんの振り付けによる体の動き、特に車いすと松葉杖のところの動きが好き。成河さん身体の動きが滑らかですごい。亀田佳明さんと成河さんがいらっしゃるなら、もっとぶつかってほしかった。
何より怖いのは、舞台の初日の二日前に安倍晋三氏が暗殺され、政治とカルトの関係が次々明るみになったこと。どこの新聞も演劇雑誌も、劇評でこの舞台の肝の部分に触れませんでした。
劇評も政治に忖度して本当のことが言えなくなりました。


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