2020年
3月31日
2月の下旬から扁桃腺が腫れ、ひと月近く会社を休むことになりました。
そんなこんなで4月から違う部署に移動です。しかもまだ抗生物質を飲み続けています。
今日、渋谷の東急東横店が閉店するので、いつもお世話になっていたレストラン街の「四國」というお店で鍋焼きうどんを食べてきました。
めんがつるつるで、お出汁も鰹節臭くなくて、とても上品でおいしかった。
人も町も変わっていく。銀座線を降りて、よく伊東屋で文房具の衝動買いをしました。 東急東横店、長い間お疲れ様でした。
2月29日
演劇雑誌の成河さんの模写です。コピック塗りなのでスキャンしたらムラができ、ムラがひどいところは修正しました。ヘタ絵ですみません。
21日のトークイベントでは「こんな時(コロナウィルスが流行っているのに)来てくださってありがとうございます」なんて言っていたのに、お芝居がどんどん中止になって、ねじまき鳥もあと3日を残して中止に。
メルマガが来ましたが、成河さん悔しかったですよね。成河さんの清潔感のあるトオルが好きでした。息も乱さずダンサーのように滑らかな動きを見せる成河さんにびっくりさせられました。ぜひ近い将来に再演してほしい演目です。
私はコンテンポラリーダンスの魅力に気づかされ、ダンスで表現することの面白さを感じました。一つのことを表現するにも言葉だったり芝居だったりダンスだったり、みんなそれぞれ違って面白い。クレタがノボルにひどい目にあわされるシーンはヘタをすると怪我もしかねない危険なシーンでしたが、ノボルの残酷なのにそんなそぶりも見せない冷酷さが伝わってきて、トラウマになりそうでした。
4人のクレタと4人のクミコがそれぞれダンスしながらトオルとかかわりを持つシーンも、こんな見せ方があるのかとうなり、実はクレタもクミコも根っこは同じ存在なのではと思わせました。たくさんのトオルが井戸に落ちていくさまも面白い。
女性を癒すホテルのナツメグの話、満州の動物園に獣医として勤めていたナツメグの父親が、戦争末期に危険な動物を殺すよう命じられた話は、心に傷を負った女性たちと重ね合わせて見ることもできる。「殺されるために生まれてきたのではない」と動物が吠える声を女性たちの悲鳴のように感じます。
もっとたくさん見て、もっといろいろ考えたかった「ねじまき鳥クロニクル」。
お芝居ともミュージカルともダンスとも違う何か特殊なもの。
疲労感が半端なかったけれど私はねじまき鳥が好きでした。
しばらくは門脇麦さんの軽やかな歌声とともにそのまったりした世界に漬かっているとしましょう。
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2月22日
高田馬場の医者に行った後、6時開演のお芝居迄5時間もあるので、浅草橋にミネラルショーを見に行きました。
収穫はペリドットのペンダント、プレナイトのブレスレット、パイライト(鉄鉱石?)、アベンチュリン(おまけでもらった緑の石)。プレナイトは別名葡萄石と言って、原石はマスカットみたいでした。大自然につながって心に平安を保てる石だそうで、介護でお忙しい知人にお見舞いとして送りました。
その後池袋に成河さんのお芝居「ねじまき鳥クロニクル」を見に行きました。
原作が村上春樹で、全く読まないで見ましたが、演出家が三人おり、メインの演出のイスラエルのインバル・ピントさんの卓越した発想力のすばらしさ、魅惑的でアッと思わせる様々なダンス、何が起こるかわからないスリルと、ファンタジックで少しエロティックな独特な世界に度肝を抜かれました。八百屋舞台と言って、床に傾斜がついていて奥に行くほど高くなり、あとのトークショーで成河さんが「5度の傾斜の舞台はあまりない」とのことで、普通にまっすぐ歩くだけですごく大変なんだそうです。そこでダンサーの方々は踊りまくっていて、神業だと思いました。
ミュージカルではないけれど、歌がたくさんあり、門脇麦さん(大河の麒麟に出ていますね)が箱の中で歌う歌が楽しくて心に残ります。成河さんの歌はお声に透明感があり、切ない感じがします。渡辺大知さんの1幕終わりの方の歌もすごい。
ソファの中から人がたくさん出てきて、クレタの周りに肉団子みたいになる異様さ、4人のクレタと4人のクミコがトオルを誘惑するようなダンス、組体操みたいなトオルの自問自答、プール、心が傷ついた女性たちが暮らす緑色のホテル?、巨大な動物、間宮の満州での話と、軍人たちにされるがままになっている間宮、井戸の水に巻き込まれていくトオル、何が本当なのか、印象的なシーンはあげたらきりがありません・・・ファンタジックとエロチシズムと男尊女卑、懐疑主義、いろんなメッセージがいっぱいで、何が本当なのか、答えは自分で見つける舞台です。
成河さんは小劇団出身の役者ですが、はっとさせる演技と美しいお声、身体能力の高さがお墨付きで、演劇モンスターと言われています。ダンサーに交じってもなめらかで遜色ない動きでした。トークショーでもおっしゃっていましたが、言葉と動きをバラバラにするのは大変なんだそうです。原作を読んでいませんが、トオルは6年暮らした奥さんの事がよくわかっていないダメ男なんですが、成河さんが演じると誠実さが5割増しくらいになりますね。渡辺大知さんと二人でトオルを演じられましたが、同じ人物を二人の役者がやるのも面白かったです。今日の日経新聞でも村上春樹作品の舞台化ということで、カラー写真入りで大きく劇評が載っていました。今後も世界各地で演じられていくべき作品ということで、再演が期待できそうです(*^-^*)
2月8日
国会図書館に行きました。成田三樹夫の古い週刊誌の記事のコピーと、三船敏郎の時代劇に成田さんが出てるので、その閲覧に行きました。
週刊誌はマイクロフィルムになっていて、手動で取り付けして、端末でソフトを使って見るのですが、よくわからなくて職員に来てもらって、何とか端末からコピーの申し込みをしました。
それから三船敏郎の時代劇「人魚亭異聞 無法街の素浪人」1話「駅馬車暁の襲撃」を見ましたが、趣味や娯楽のためには閲覧できないと但し書きがあり、閲覧の目的を具体的に紙に書けというので、出演者のHPの内容充実のためと書いたら、お仕事ですか?と聞かれて、仕事ではないですがHPは20年やっていると言ったら、貸し出しできました。2001年からやっているので嘘ではないですよ。
成田さんはピストルと刀と両方使う政府の刺客で、濃いアイシャドウをして長髪で、三船に斬られて死にました。明治時代の横浜が舞台なので、駅馬車や洋服の人や異人さんがいて、風変わりでした。山形勲が陸軍の将校で悪い奴でした。三船も成田さんも文句なく素敵。ピストルと刀の殺陣はいいよね。
視聴後にコピーを受け取ろうと思ったら、プリントアウトの受付をしていなかったので、受付時間を過ぎており、後日受け取りに行くことになりました。
2月1日
この間暖かかったので庭の梅が一気に咲き始めました。
甘いよい香りがしますよ(*^-^*)
1月28日
もしかしたら家で現役で使っているもので、一番古いものかもしれない。鉄製のはさみです。
絵が赤かったのが剥げてしまって、全体が茶色っぽくなっていますが、切れ味は素晴らしく、新聞や紐など普通に切っています。
祖母が戦後東京に来てから買ったものかと思っていましたが、ちょうつがいのところをよく見ると「特製」と彫ってあります。右から左に!
昭和初期までさかのぼるかもしれませんね。大事に使います。
1月28日
昨日、第54回紀伊国屋演劇賞授賞式が行われ、村井國夫さんも個人賞を受賞されたので出席されました。
スポニチ
軽度の心筋梗塞で主演舞台を途中降板、緊急入院された村井さん。たった6回しか演じられなかった舞台での受賞は奇跡のような出来事です。しかも、その舞台「獣唄」を上演した劇団桟敷童子も団体賞で同賞を受賞。昨日授賞式で桟敷童子の方々と再会された村井さんのお気持ちを考えると、胸がきゅんとしていっぱいになります(*^-^*)
村井さんのように50年以上お芝居をされている方が受賞されいているかと思えば、広瀬すずさんのように初舞台で受賞される方もいらっしゃるのは、演劇のすそ野は広く優秀な人材はまだまだ埋もれているのかもしれません。
今後もより上質なお芝居が上演され、受賞された方々がますますご活躍されるように願ってやみません。
村井さん、このたびは本当におめでとうございました。心より祝福いたします。
1月24日
JR東日本でガンダムのスタンプラリーをやっているようです。
山手線渋谷駅はフォウ・ムラサメのスタンプらしいのでフォウのポスターがハチ公寄りのホームに貼ってありました。
実際スタンプが置いてあるのは新南改札外とのことで、ハチ公とは反対側の、隣駅の恵比寿に着いてしまうんではないかと思うくらい遠くです。
スタンプラリーの厳しい現実を痛感しました。(渋谷駅に詳しい人だけでもわかって下さい)(;'∀')
1月22日
庭の紅梅が少しずつ咲き始めました。
鼻を近づけるとふっくらした春の甘い香りがします(*^-^*)
1月11日
今年は自治会の班長です。
隣町で班長会議に出席しました。
帰りに満月を撮りました。
雲の間から顔を出す満月と雲の奥行きがいい感じ。
1月2日
近所の神社に初詣に行きました。
おみくじは大吉。
よいことがありますように。
1月1日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
庭の梅が一輪咲きました。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ。
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