あずなの独白

〜 Sans souci 〜


あずなの近況です。見た舞台やテレビの話題、虫の話などいろいろ。

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12月27日


仕事納めでした。昼はグループ会社を何度かに分けて社食でバイキング形式でしたが、1時間の昼休みのうち終わりの15分は歯磨きと化粧直しをするので、実質45分しかないのに、社長やもろもろの方々の挨拶、地方の支社の人たちの挨拶で20分強かかったので、ご馳走を前にだんだんじりじりしてきました(-_-;)
お料理はおいしかったです。主に肉とかマグロのカルパッチョなどを食べ、デザートに一口ケーキを6つくらい、最後に白玉ぜんざいを食べてエレベーターに飛び乗って帰り、午後も仕事。
いつもより一時間近く早く上がり、今度はうちの会社単独での納会。もう食べられないです(;'∀')
帰りに会社のフロアのエレベーターの近くから撮った富士山と夕陽です。ちゃんと仕事納めをしたから綺麗な景色を神様がプレゼントしてくれましたね( ´∀` )


12月25日

ネットで注文していたブレスレットが届きました!
写真を見て一目で気に入り、ピンク系のブレスレットが欲しかったのと、ポイントがたまっていたのでそれを使いました。
琉球ホタルという箔入りの琉球ガラスと、カーネリアン、ピンク色のタイガーアイを使ったゴージャスなブレスレット。自分へのクリスマスプレゼントになりました( ´∀` )大事に使います。


12月24日

会社から見た富士山。
高いフロアにあるので、冬は晴れて雲が出ていないとわりとよく見えます。
丹沢の山々も雪化粧して真冬って感じですね。


12月23日

仕事が終わってから渋谷で映画「カツベン!」を見ました。
無声映画の時代、今から百年くらい前、日本では弁士と呼ばれる職業があり、無声映画のセリフや解説を面白おかしく話す人たちで、そんなカツベン士と映画の黎明期に命を燃やした人たちの捧腹絶倒のコメディー映画です。
成河さんが映写技師の役で出ており、彼は存在感を自由に操れる人なので、今回は映画にすっかり溶け込んでしまって、でも確かな演技力と研究の成果が出ていて、イイ奴でした(*^-^*)

人々の無声映画への愛や、映画を利用するやくざや(小日向文世さんがコワ〜イ)、ロマンス、スリル、いろんな要素が詰まっていて、「ニュー・シネマ・パラダイス」をもっとコメディにした感じと言えばわかるでしょうか。

周防監督は「シャル・ウィー・ダンス」を昔祖母と見ていて、とても面白かったのですが、竹中正人と渡辺えりと徳井優が出ていたのでちょっと祖母を思い出してほろりとしました。笑顔で映画館をあとにできるいい作品でした。


12月20日

会社の女性4人で終業後に女子会をやりました。
場所は会社の最寄り駅のそばのスシロー。食べるのに夢中で写真を撮っていなかったことに気づき、私が頼んだイクラを撮りました。ネギトロやバジルサーモンなどもおいしかった!

お腹がいっぱいになったらジョナサンでお茶。私はどちらかというと聞き役なのであまりしゃべりませんでしたが、みんな人のことよく見てるなと思いました。
一人だとなかなかお寿司屋さんって入れないので、またみんなで行きましょう(*^-^*)


12月14日

すみだパークスタジオ倉に「獣唄」を見に行きました。
村井國夫さんが主演で3日に開幕しましたが、7日夜に村井さんのお加減が悪くなり、軽度の心筋梗塞で緊急入院され、11日から原口健太郎さんが代役をされました。

20年ファンをしていますが、ご病気で降板されたのは初めてで、村井さんのご容態を心配しながらも、村井さんが魂を込めた舞台を観たいと足を運びました。
劇団桟敷童子の20周年公演でしたが、普段からそうなのか、村井さんの分まで頑張るという劇団の方々の奮起なのか、大変パワーを感じさせる舞台で、小さい劇場だったのですが、舞台を所狭しと役者が走ったり這いずったり、取っ組み合いをしたり、ご高齢の村井さんには心臓にご負担がかかったのかなと思いました。
「獣唄」という幻の蘭を求める男と娘たちの壮絶な生きざま(お母さんも蘭を取りに行って山で亡くなっています)、絶望の果てに咲く花は本当に花だったのか、私には「生きろ」と神様が見せてくれるメッセージのような気がしました。

これを書いている今は村井さんは退院されています。

村井國夫さん、ゆっくりご養生されてまた私たちにお元気なお姿を見せてくださいませ。
できましたら、村井さん主演で「獣唄」を再演してくれたら嬉しいです。


12月13日

11日に星の王子さまの切手が出ました。
色合いもブルーを基調にしていてとてもファンタジックです。早速使いました。
本当に大切なことはね、目には見えないんだよ。
このことは結構実感します。目に見えないことを大切に、誠実に生きていきたいです。


12月2日

すみません、12月忙しくてためてしまいました。

「タージマハルの衛兵」プレビュー初日。(ネタバレ。流血表現が苦手な方は閲覧注意)
新国立劇場小劇場で「タージマハルの衛兵」を見ました。
成河さんと文学座の亀田佳明さんの二人芝居で、17世紀のインド地方で建築中のタージマハル(亡き皇后陛下の霊廟)を警護する衛兵二人の物語。衛兵はタージマハルを見てはいけないし、勤務中のおしゃべりも厳禁。でもついついしゃべってしまう二人。バーブルは話し好きなようです。

空想が好きで美しい建造物が好きなバーブル(亀田)と、規律を重んじているフマーユーン(成河)は幼馴染。タージマハルが出来上がるという日、彼らに下された皇帝の命令は、「今後二度とタージマハルを超える美しい建造物を生み出さない」ために、タージマハル建築にかかわった20000人の手を切り落とす仕事だった。

手を切るという話は聞いていたのですが、舞台上のくぼみにたまった赤い血と、返り血で赤く染まった二人がわりと早く出てきて、血の池には小道具さんが作った手首が転がり、後ろの籠にはたくさんの手首。今まで見たどの芝居よりも凄惨なのに、二人は意識を取り戻すとその場所を掃除し始めます。時には愉快な話をしながら、こちらも聞いていてつい笑ってしまうけれど、心がひりひりする。罪悪感にさいなまれるバーブルと、これも仕事だからといさめるフマーユーン。フマーユーンの父は警察のお偉いさんで、だんだんと二人の間に溝が生まれていく。

このあと昇進の話が出てきたと思ったら、さらにもっと恐ろしい展開が。ラストシーン、10年後のフマーユーンが一人きりで警備の仕事をしている。なんとなく、感情が死んだような眼をしている。すると、衛兵になりたての頃にバーブルとジャングルで作った木の上の筏の装置とともに、バーブルが現れ、二人とも一気に時をさかのぼる。無数の鳥の群れと鳥の声が錯綜する中、目を輝かせて鳥を見つめる二人。

空想の筏とバーブルが闇に消えると、現実に戻ったフマーユーンが、また死んだような眼に戻る。痛々しい。
「ことぜん」というテーマで「個」と「全」を描いてきた新国立劇場のお芝居の最後の三本目が「タージマハルの衛兵」でした。大きなものに巻かれるフマーユーンと、仕事と割り切れないバーブルの間には溝があって、でもトークショーでも成河さんがおっしゃっていたけれど、フマーユーンはバーブルをすごくカッコイイと思っていたと。
インドにはカースト制度があり、権力は絶対。そして父権主義を、男と女について考えさせられるお芝居だったのだけれど、凄惨な光景を見てから、気楽に成河さんを見ていればよいだけの芝居ではなくなって、二人がずっと友人でいることはできなかったのか、フマーユーンはバーブルに○○をしなかったのはなぜか、個とは全とはいったいなんなのか、お芝居を観た日からずっと私の頭の中は、「タージマハルの衛兵」のことでいっぱいです。血で汚れたバーブルを、優しく名前を呼びながら母のように洗ってあげるフマーユーンが忘れられません。

舞台画像はこちらから。流血シーンあり。


11月24日

「ラ・テンペスタ」千秋楽。(ネタバレ)
「ファンタスティックス」「I DO! I DO!」で有名なトム・ジョーンズ氏91歳の、シェイクスピア「テンペスト」をミュージカル作品にした世界初演の舞台。
「テンペスト」を私は未読ですが、心に刺さりました。自分を流刑にした弟やナポリ王を憎んで生きてきたプロスペローが、妖精エアリアルの「生き物はみな同じ。獣も虫もみな同じ」という言葉で慈愛に目覚めるのが感動的でした。憎んできた弟を許し、抱き合うプロスペロー。シェイクスピア晩年の作品らしい悟りのようなものを感じます(´;ω;`)

ラストに少し夏夢入ってます。役者も舞台も夢。夏夢の妖精パックを演じた成河さんを思い出して、泣けてきました。
福井貴一さんの堂々とした存在感、宮内理恵さんのかわいらしさ、キャリバン役の方の圧巻なすごさ、音響、衣装もよく、みんな歌がうまくて、友人を誘えなかったのが心残りでした。
偶然勝田先生にお目にかかれて一言感想を伝えられたのが嬉しかったです( ´∀` )


11月17日

放置していてすみません(;'∀')
お墓参りしてきました。一時間強お掃除しました。
小平霊園には写真に撮れそうなお花とか咲いてなくて、まつぼっくりです。
秋らしいね。
小さくてかわいいね。


10月18日

ラドンナ原宿で村井さんのガラコンを聴いてきました。ファンになって20年、村井さんのソロライブを聴く日が来ようとは。
感動して胸がいっぱいで帰宅して水を500ml飲みました。
いろんなジャンルの歌に挑戦されてどの歌もドラマティックで地に足がついた確かさが凄い。

昭和歌謡も村井さんが朗々と歌われると魂に響く新鮮なものに感じます。三波春夫さんが歌ったという歌では平手造酒(ひらてのみき)の口上がさすがのかっこよさでした。
ミュージカルや映画音楽はとてもおしゃれな世界に迷い込んだようでした。ゴッドファーザー愛のテーマのせつなさよ。

沢田知可子さんによる新曲はまさに村井さんそのもののような歌でした。歌手というより役者の歌で、歌に風景や愛憎、儚さ、慟哭、様々な思いが乗せられて魅力的な國夫ワールドに仕上がっていました。上質で艶っぽさがたまりません。そしてダジャレMC最高!!

次の開催はいつですか!?
ぜひもっと友人を連れて行きたいです(*^-^*)!!


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