あずなの独白

〜 Sans souci 〜


あずなの近況です。見た舞台やテレビの話題、あずなの家の事情などいろいろ。

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6月27日

扁桃腺が腫れて4日前より抗生物質を飲んでいます。

「半分、青い」21日の感想。

ユウコとすずめのやり取りが心にグサグサきました。
実はすずめには感情移入できないのですが、「人を感動させることは人生を超える」というすずめの台詞は好きです。
創作活動全般に言えますね。お芝居もそうですね。

夢のために自分の大切なものを犠牲にして、最後は漫画家の夢もあきらめて女の幸せを選んだユウコ。
何かをあきらめたことがある人には、身につまされる話だったのではないでしょうか。

結婚してインテリアコーディネーターという新しい道を進むので、ユウコには、幸せになってほしいと思いましたが、自分の単行本を抱えて泣いていた、透明感にあふれたユウコの表情が忘れられません。

秋風先生はエキセントリックなイメージから、だんだん人間味のあるいい感じの大人の男性になってきました。
親代わりにユウコを送り出すのはとても素敵です。
「半分、青い」目が離せなくなってきました。

今週のステラは秋風先生が表紙です。明日本屋に走ります。
http://www.nhk-sc.or.jp/stera/


6月22日

一昨日、6年お世話になった某所を卒業しました。お花や餞別のお菓子などなどいただき、私からは一人一人に手書きのポストカードを渡しました。カードは買ったものですが、ウォーターハウスとミュシャと、一人だけ宮沢賢治。その人の思い出とその人のよいところを書いてあげるのはとても楽しい作業でした。
居心地のいい場所、居心地のいい人達でした。

ここからは5/20に見た「シラノ・ド・ベルジュラック」の感想です。

日生劇場で「シラノ」見ました。涙が止まらなくて。終わった今も気分が高揚して、今晩寝られないかもしれない。
シラノ初見だったので心に刺さりました。こんなに切なくて美しい話だったとは。
吉田鋼太郎さんの愛らしくて男気のあるシラノが素晴らしい。
メロディアスな詩の詠唱、剣豪らしい100人斬り、繊細な魂、一幕ラストのバルコニーでの愛の告白ときたら、なんて美しく、なんて残酷なんでしょう!

シラノはフランスでは忠臣蔵みたいな、なじみのある芝居らしく、とても人気の高いキャラクターだそうです。
きっと見た人皆シラノが好きになって帰るのね。
リピしたい(いかん!)
  ↑
結局5日後にリピートしました。シラノのつけ鼻が落ちてきて、吉田さん、左手で鼻をおさえながら100人斬りしました。
まさにShow must go onだわ。


6月17日

しばらく更新していませんでした。「シラノ・ド・ベルジュラック」を見て大変よかったのですが、またの機会に。

今日は父の日なので父の写真を。

赤いシャツが似合うおしゃれでダンディな人でした。こんなに愛情深い人を見たことがありません。
もっと父が好きなカレーやハヤシライスを作ってあげればよかったな。


5月11日

銀座博品館劇場で霧矢大夢さんと鈴木壮麻さんの「I DO! I DO!」観劇。

舞台、"家族の木"で泣きました(T_T)壮麻さんの愛情深さが伝わって、このペアで今後も続くかもと思いました。きりやんのアグネスはかっこよくて可愛い。最前列で出演者が3mくらいのところで歌うので死ぬかと思いました。「花嫁の父」の時壮麻さん、ベストのボタンかけ違えしていました。客席降り有。観劇後にのみ買えるリピーターチケット7500円なり。

2014年の「I DO!」は印象が薄く今思うとあっさりしていた気がします。今回壮麻さんの存在感が舞台にメリハリをきかせて、きりやんも前回以上に輝いて見えます。同じ演目でも相手役によってこんなに違うものかと吃驚。きりやんは安定のうまさです。最前で見てきりやんと壮麻さんの生足にドキドキ。運が良いと序盤のアグネスのブーケゲットもできます。

「I DO!」を見て毎回、男と女の間の深い川について考えます。新婚初夜、「君の青春はもう終わった」とマイケルに言われ怒るアグネス。マイケルは「(君は僕の奥さんになったのだから)僕は幸せだ」と言っているのだけど、怒るアグネスの気持ちはわかります。

出ていく決意をしたアグネスはマイケルに「飼いならされた動物みたいにストーブの横で死にたくない、男は70歳になっても好きなことをして生きられる」というようなことを言います。マイケルの愛が彼女を引き留めたけれど、村井・春風バージョンの台詞「ネコみたいにストーブの横で死んでいきたくない」を聞いた時ショックでしたΣ(゚д゚;)

村井・春風・山田和也演出バージョンは台詞が端的でわかりやすく、印象深かったので、きりやんバージョンが違うものを作ろうとして、結果台詞が多少もたついている感じは否めないかな。

「I DO!」を現代では古いものとしてとらえる人もいると思うけれど、1966年にアメリカで初演、今も再演されているのは、男と女の生き方のずれが現代にも通用するからだと思います。トム・ジョーンズの脚本が優れすぎています。ハーヴェイ・シュミットの珠玉のミュージカルナンバーも絶品。ハートフルな舞台にほっこりした気持ちで帰れます。

今後も再演の度に見たいとても大好きなミュージカルです(*^▽^*)!!


5月6日

この連休は遠出はせず、家でためてしまった家計簿をつけたり、毎日少しずつ庭の草むしりをしたりしていました。
去年切ったツバキの切り株から少し葉っぱが出ていたのでそれも切り取りました。虫がつくからね。

今日はギンギアナム(蘭)の枯れた株を切り取って小さくして、大きい鉢に植え替えしました。ギンちゃんは5〜6月に株が増えるそうなので、枯れかけたギンちゃんも元気になって、来年はもっとお花を咲かせてほしいですo(〃^▽^〃)o今年は6つしか咲かなかったので・・・

「昆虫すごいぜ!」のクマバチはモフモフしていて触ってみたい。
香川照之さんは別の番組で見てもカマキリ先生に見えてしまいます(*^▽^*)昆虫愛がすごいぜ!

「おっさんずラブ」は毎回楽しく見ています。吉田鋼太郎さんと田中圭さんがいいよね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


4月14日

両国シアターカイに「砦」という村井國夫さん主演のお芝居を見に行きました。再演です。
ダム建設反対を訴えて国を相手に13年間闘い続けた男の物語。
理不尽なことがあった時、「NO!」と言って行動することは勇気がいり、辛く、孤独なものだと思います。それでもたとえ国が相手でも、おかしいことはおかしいと言うことの大切さを室原から教わりました。

村井さんからほとばしる怒りのエネルギー、こんなに激しい村井さんを他で見たことがありません。見ているうちにいつのまにか、観客の私達も室原と一緒に闘っている気分になりました。

国がわび状を書いてくれたのに、筑後川下流域の人達、室原の故郷の人達が「猛烈な反省を強いる」と室原に決議文をよこすところから、打ちのめされ、涙がとまりません。そして、藤田弓子さん演じるかわいらしい妻のヨシさんが実は室原を支えていたのだと痛感します。

最後に室原は幽霊になって、ヨシさんに夫婦の絆である旗を振ってくれますが、13年間闘い続けた室原とヨシさんは、あの世では安らかであってほしいと心から願わずにおれません。


4月8日

ちょっと遅かったのですが、小平霊園へお墓参りに行きました。
桜は終わってしまいましたが、八重桜が何本かあり、薄ピンクの八重桜が美しかったです。

墓石に「眞」と彫ってあるのですが、字の中でカタツムリが死んでいて、かわいそうだなと思いました。


4月1日

祝・CASABLANCA17周年!

エイプリルフールサイトが17周年です。
ホームページなんて過去の時代の物かも知れませんが、頑張ります。


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