エリザベート2004年

あずなはエリザは東宝版を過去3回くらいしか見ていませんが、今回はだいぶ演出やら何やら変わって、全然違う印象を持ちました。

村井さんのマックスは暖かみがあって娘への愛情たっぷりなパパで、コルフ島ではあの難しい歌を見事に歌われて完璧でした。パパが存在感があるので、エリザの舞台全体が引き締まって、シシィのキャラクターもより浮き彫りにされたように思います。何より、色気があってカッコイイ!さすが村井さん(^O^)

♪春風さんのルドヴィカはふんわりとソフトで、おしゃれで可愛い感じのママでした。フランツがシシィを選んだ時も「うちの娘には変わりない」と言うけれど、なんだか春風さんママだととてもおちゃめで可愛い女性ですね。

内野さんのトートは以前より安定した感じで余裕が感じられました。「最後のダンス」はよりロックっぽくなったかな?一路さんはメイクのせいなのか、ちょっとお疲れのように見えましたが、結婚式の時のドレスが白くなったのがよく似合っていました。浦井君ルドは内野さんとの「闇が広がる」が雰囲気がよかった。ちびルドの塩野くんが歌も演技も好印象。高嶋兄ルキーニは、前に見た時は怪演っぽかったけれど、ジャベールをやったあとでは馴染んだように思いました(こちらが慣れたのかな?)。

装置は〜、電飾が〜〜〜(^_^;;)落ちる一路さんとか、双頭の鷲の紋章とか、コルフ島の彫像とか、アルプスの山々とか・・・ちょっとエリザとは雰囲気がそぐわないんじゃないかと。結婚式の時の巨大トイレットペーパーのような布に村井さんが巻かれているのを見た時も、ちょっとなあ・・・。階段のある城の内部のセットは雰囲気がよいのですが、私はちょっと怖い感じがしました。全体の感じは2階から見ないとよくわからないけど、舞台上に人が多い時は(特にダンスの時とか)ちょっと手狭な感じがします。中日劇場でやったら、落ちる人とかいないかな??

音楽は、なんだかオケの演奏の仕方が変わったような。軽快な感じがするのですが。

全体としては気になるところもありますが、村井さんと春風さんについては大変満足なのでとても嬉しいあずなでした。

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